彼氏が部活忙しくて構ってくれない【辛い失恋を乗り越えて見守る愛も知りました】

中学で出会った彼。背が高くて私からの一目惚れ。
3回目の告白でやっとつきあえた。
こんなに好きになれる人はずっと表れないし、高校に入っても絶対大丈夫って思ってたけど。
彼は部活が忙しくて、私の「好き」が重たくしつこく感じるようになってしまって。
高校1年で早々と別れました。ちゃんと彼を応援してあげられれば変わっていたかもです。
そういえば、最後に俺とじゃ幸せになれない。って言ってた。
彼にとっては重たくて、バランスが悪いって多分気付いてたんだと思います。
友達としても仲良しだったから、仲のいい友人と好きな彼を同時に失ったような気持ちでした。
ショックでしばらく恋愛はお休みしてたけど、
大人になって自然とゆっくりした気持ちで付き合える人に出会えました。
彼氏が振り向いてくれなくて辛い女子は読んでみると参考になります。
中学で出会った高身長な彼に一目惚れ
中学生になって、高身長で目立っていた彼に一目惚れしました。
中学生になって恋愛とか期待してた訳じゃないけど、
新入生の誰もが少し大きめの制服を身につける中、彼だけはピシっと学ランを着こなし、私よりも20cm以上は高いであろう身長に、心がときめいていました。
一目惚れをして好きになった彼に対し「緊張して声をかけられない」なんて可愛らしい私ではなく、好きな人には積極的にアタックするタイプでした。
案外とすぐ仲良くなれた
すぐに自分から声をかけ、メールアドレスを交換してもらい、毎日のようにメールのやり取りをしていました。
好きなアーティストがいることを教えてもらうと、彼にそのCDを貸してもらったり、「歌って聴かせて」と、カラオケに誘ったこともありました。
彼も快く応じてくれて、周囲からは仲良しだねって言われてました。
でも彼に彼女ができて、私は相談相手
その時は、この延長で彼と恋仲になれるって期待してたけど、彼に別な彼女ができました。
特に相談されることもなく、つきあうことになっていて「私って、単なる友達なんだな」と思い知りました。
それからというもの、私は彼から離れないといけないと思っているのに、彼は平気で彼女の相談をしてきました。
「誕生日プレゼントは何が良いだろうか。」
「今日少し機嫌が悪いみたいだが、何か心当たりはないか。」
「私の気持ちも知らないで。」と思う反面、まだ話できるんだって嬉しかった。
複雑な気持ちで、諦めることができないまま、数カ月後に彼は別れててまた元通りの関係になってました。
これまで以上に彼とのやり取りを頻繁に繰り返し、授業中に先生に隠れて手紙交換をしたこと、放課後自宅に呼んで一緒にゲームをしたこと、アーティストのコンサートチケットを購入して誘ったこともありました。
彼も私の気持ちに薄々気が付いていたのかもしれません。
友人でいようと言われ続けた告白
私が1度目の告白をしたときのことです。
彼は今まで通り友達同士の関係でいたいと言いました。
それは彼女に振られたことが原因でした。
お付き合いはいつか壊れてしまうものだからと、彼が恋愛に対して臆病になっていたからでした。
それでも、私は諦めずアピールして2回告白しましたが、結局つきあうには至りませんでした。
振られたからと言って友人関係がなくなることもなく、周囲が認める仲の良さが続いていました。
中学最後にやっとつきあえた3度目の告白

そんな関係も2年を過ぎた頃、お互いにどこの高校に進学を決めるか迷っていました。
私には教師に興味があったため、進学校を志望。
彼は、担任の先生に言われた「高い身長を活かしてバレーボールをやってみないか」の一言により、彼はスポーツ推薦を受けることに。
別々の高校だし、振られたらこれで終わり。
そう思って、最後の告白と思って「好き」って伝えました。
すると、予想にもしていなかったOKの返事。
高校に進学しても一緒にいよう、お互いに同じ気持ちでした。
それからは、卒業までの間
彼に近づけるようにと、同じアーティストの楽曲を聴いたり、私も素直にそのアーティストが好きになり、一緒にカラオケに行くことが特に楽しかった。
ゲームセンター内にあるカラオケだったので、プリクラを撮り、その思い出を形としても残していました。
このまま彼と結婚もするんだと信じていました。
別々の高校で彼は部活で忙しく、しばらくして振られた

こうして私たちは別々の道に進みましたが、もう友人関係ではなく「彼氏」と「彼女」。ずっと一緒だって思ってました。
彼も私のことを大切に思ってくれていて、中学卒業の時は指輪をもらったりして、一番良い時期でした。
スポーツ推薦を受けた彼の高校生活は、朝練からスタートし、日中は勉強に励み、日が暮れるまで部活をして帰宅する毎日。
4月の入学と同時に部活が始まり、どんどんメールや電話の回数が減っていきました。
5月は一度も会うことがないまま、6月に私がしびれを切らして家に行きました。
毎日していたメールのやり取りがなくなり、私は寂しい気持ちと、どこか彼を疑ってしまう気持ちで。
直接的な言葉よりも、返信がない・電話に出ない、どこか避けられている印象でした。
これまでのように一緒に過ごす時間なんて作れるわけがありませんでした。
会いたいとメールをしても「疲れているから」と断られ、電話をかけると「眠たいから寝かせて」と言われ、なぜ嫌われてしまったのかと的外れなことを考えていました。
高校生活スタートで、勉強にスポーツに忙しい彼には、私の入り込む隙間なんかなくなっていて、「別れよう」と言われました。
私の考えていることとか、彼は私のことをよく知っていて「今の俺とじゃ幸せになれない」と言ってました。
友人としても仲良しだった私達。
今思えば彼の優しさだったのかもしれません。
「バレーボールより私を優先してほしい」とどこかで思っていて、頑張る彼を応援できなかった私の気持ちにも気付いていたんじゃないかな。
でも私には余裕がなくて、「ただただ彼が好き」「もっと会いたい」それだけでした。
別れてから別の彼女ができたと聞いた
ある時、彼に新しい彼女ができた友人から聞きました。
それはバレーボール部のマネージャー。
この時初めて「本当に終わったんだ」と実感しました。
私が執着しすぎたことによって彼の心が離れ始めたことと、部活のマネージャーとの出会いが重なってて。
きっと私とは正反対で、控えめな女の子。
忙しい彼にはその距離感がちょうど良かったのだと思います。
思い出に変わったのは22歳になってから【自然なつきあいができる新しい彼】

私が彼との関係を思い出として認められるようになったのは、22歳の時。
今の恋人と出会ってからでした。
高校1年生のときに彼と別れてから、数人の方とお付き合いはしたものの、すぐに彼との記憶に重ねてしまい、全く長続きしませんでした。
どうやら私から好きにならないと、どうやっても相手を好きになれないタイプで。
でも今の恋人は違いました。
あるアーティストの楽曲で耳を塞ぐ私を見て、全てを察してくれたのだと思います。
「ぼちぼちで良いから俺のこと見て」と言い、頭をぽんぽんと撫でてくれました。
この日をきっかけに、今までは思い出すこと辛くて仕方なかった。
聴きたくない楽曲があり、見たくないスポーツがあり、捨てたいのに捨てられない指輪が残っていて。
これらを「思い出」に切り替えてくれたのは、今の恋人です。
何も求めずただ側にいてくれる恋人に「こういう愛し方もあるんだ」と知りました。見守る愛もあるんだなって。
今でも彼が夢に出てくることがあります。
そこには2人で楽しく過ごす姿もあれば、振られたあの日の瞬間もあり、目を覚ますと涙が流れています。
でも決して辛くはありません。
それほど心に残る恋愛を経験させてくれた彼に、素直に感謝をしています。
彼との恋愛があったからこそ、今の恋人を愛することができています。
押し付けではない、お互いに安心する愛し方で。
辛かったことも思い出として大切にして、今の恋人との関係を築いていきます。
#彼氏 部活 忙しい