彼と彼女のロジック

彼と彼女の体験談を蓄積しています。

冷やかしで恋愛できなかった中学時代【きっと両思いだったと思う】

中学生の時、友達も少なくて地味で男の子と全然話せなくて。

人気者の彼が私に話しかけてくれて、仲良くなって幸せだった。

でも、冷やかされて彼はそっけなくなって、

また1人。

高校に入って、見た目も変えてみたりしたら。

友達も出来たり中学時代が嘘のようでした。未練はあったけど新しい彼ができて忘れられました。

彼が冷やかしでそっけなくなったあの時、

「2人で話したい」
「私は好き。あなたは?」
「助けてほしい。」

そんなことを言えていたら、もしかしたら何か変わっていたかもしれません。当時の私なら、「絶対無理」とか思うんだろうけど、やってみる価値はあったのかもしれません。

似たような境遇で困っている人は読んでみると参考になります。

孤独と初恋の中学時代

私が中学生だった頃の話。

友達は少なく、男の子とまともに会話ができない内気な女の子だった。

よく靴にイタズラをされたり、押されていじめられっこの男子にぶつけられるなどの嫌がらせを受け、苦痛な学校生活を送っていた。

そんな中、3年生になり新しいクラスに変わると、楽しい学校生活に一変。

きっかけは自分によく話しかけてくれる男の子、高瀬くん(仮)。

斜め前の席からこっちを向き、「お前のうちの近所だよね?」
「鉛筆貸してくれない?」など、休憩の度に笑顔で話しかけてくれる。

私が緊張してもじもじしていると、大抵の人はつまらないと離れていくのに、彼は気にせずに話しかけてくれる。

野球のエースで頭も良く、人気者の高瀬君。

有名なので名前と顔は知っていたけれど、自分とは縁のない人だと思っていた。

だんだん少しずつ慣れて高瀬君と会話できるようになってくると、周りの男の子も次第に寄ってきて話しかけてくれるようになり、嫌がらせもなくなった。

しかし、今まで害のなかった高瀬君を好きな女の子達からは睨まれるようになった。

一人でいると「きもいくせに、ムカつく」などの声も聞こえてきた。

けれど、毎日高瀬君が話かけてくれることで私は心折れずにいられた。

幸せだった。

冷やかしで終わった幸せな日々

しかしある日、高瀬君が私を好きだと言う噂が広まり一変してしまった。

高瀬君を好きな女子達からはさらに睨まれ、椅子にかけていた制服を蹴って汚されたり、机の中のプリントをぐしゃぐしゃにされるなど嫌がらせを受けるようになった。

さらに男の子たちの「付き合っちゃえばー」「ラブラブじゃーん」などの無責任な冷やかし。

毎日続くと高瀬君のストレスがピークに達した。

「好きじゃねえって言ってるだろ、何なんだよおめーら!」と机を蹴って怒鳴り、それからは私に一切話かけてくれなくなった。

「おはよう」と言っても「ああ」と冷たく返される。

私はその時、自分が高瀬君のことが好きなことに気付いていたが、自分から距離を縮める勇気はなかった。

次第に挨拶もできなくなっていた。

時々鏡越しに目が合ったり、こちらを気にして見ている様子もあったけれど、気まずいまま。

そして、そのまま会話をすることがなく卒業を迎えた。

あの時、

「2人で学校終わった後ちゃんと話したい。」
「私はあなたが好き。あなたはどうなの?」
「開き直って私を守ってほしい。」

とか勇気をもって言えてたら、少し変わっていたかもしれません。

見た目を良くして楽しかった高校時代

私は女子高に入り、変わろうとした。

ストレートパーマをかけてサラサラの髪にし、かわいい服も選ぶようになって…

すると一気に自分の姿が変わった。

コギャルが流行っていた世代なので周りからみると地味な部類ではあるものの、皆にかわいいと言われるようになって心が明るくなり、自然に笑顔も作れるようになった。

バイト先や学校の帰りに良く見かける男子高生等からはよく声を掛けられたり告白をされたり。

免疫のない私はまともな返事もできずに困らせて誰とも付き合えず。

初恋の彼との再開【また傷ついた】

高瀬君のことも未練として強く残り忘れられずにいた。

高瀬君に変わった自分の姿を見せたい、そう思いながら私は高瀬君の通学に使いそうな道を毎日何往復かするようになった。

「私ストーカーみたい、何してるんだろう」と思い悲しい気持ちになっていたある日、高瀬君が自転車で目の前を通った。

少し通りすぎたあとに気付いたかのようにブレーキをかけて戻り、お互い自転車から降りて2年ぶりの再開の挨拶を交わした。

「お前変わったな」と言われたのを「かわいくなったな」と勝手に頭に置き換えて恥ずかしくなっていた。

中学の時に突然態度を変えたことを謝罪された。

「本当は好きだったんだ」と言われて、驚いて「え」としか言えず固まっている私に高瀬くんはキスをした。

初めてのキスに頭が真っ白になりながらも心が幸せで満たされた。

連絡先を交換した後家に帰り、私はキスをしたイコール高瀬君と付き合うものと勝手に思って浮かれていた。

しかしそんな幸せはたったの数時間で消えてしまった。

メールで付き合ってくれるのか確認したところ「今すぐは彼女がいるから付き合えない」と言う残酷な返答だった。

私はショックで涙が溢れ、それ以上高瀬君とは恐くて会うことができなかった。

新しい彼との出会い【全然雰囲気の違うけど好きになれた】

忘れたいし嫌いになりたい…でもなれない、そんな未練を引きずったまま数ヶ月が経ったある日、突然出会いが現れた。

混雑した通学バスで、いつも見かけていた男子校生と隣になった。

背が高くて黒と赤のマーブルの髪の毛、片耳にピアス。

視界にいるだけで目立つ、いかにも不良って感じの男子高生。

自分とは違う世界を生きている人のようで、隣にいるとなんだか恐い。

バスが揺れて押されてしまい、隣の人に挟まれながら彼に寄りかかってしまった。

ドキドキしながら「すみません」と見上げると、「大丈夫?」と見下ろすように見てきた彼がすごくかっこよくて、自分のタイプな顔である事に気付いた。

ぶつかったのがきっかけになったように彼は話しかけてきた。

クールそうに見えた外見とは逆に、明るい軽そうなノリで「前から話かけようと思ってたんだけどさ。友達になんない?」と携帯を出す。

私とはあからさまにタイプが違うのですぐに去っちゃうんだろうなと思いながらも、連絡先を交換した。

私は内気で、彼は気が強く意見もハッキリしている。

自分と反対だけれど意外と相性が良く、勢いに押されるまま付き合うことになった。

彼は何人も付き合った経験があるけれど、私には初めての彼氏だった。

良くないことに関してはズバズバ言うのでかなりキツく感じることも多いけれど、根は優しくて包容力がある。

自分からは照れて何もできない私をふざけて小馬鹿にしながらいつも手を握ったり包み込んでくれた。

他の彼女にもこんなんだったんだ…と余計な想像をして辛くなりながらも、私はどんどん彼が好きでたまらなくなった。

初恋の未練はどこかへ消えた【消えないと思ってたけど消えたかな】

気付けば初恋の未練はどこかへ消えた。

辛い辛い失恋のキズはいつかは癒されるんだと気付いた。

付き合って半月くらい経ったころ、二人でデパートを歩いていると高瀬くんと会った。

手を繋いでいる所を見て、複雑な気持ちになっているのが表情から感じた。

彼女がいるにも関わらずキスをしてきた彼の無責任さを思いだし、「ふん、あんたより、ずっとイケメンでしょ」と心の中で勝ち誇った。

しかし、挨拶も交わさずにプイッと反対を向いて離れていく高瀬君の後ろ姿を見ると、せつなさも感じた。

好きすぎて辛かった時の記憶が甦る。

大好きな彼の前で思い出したくないのに。

時々、思い出します<【多分、両思いだったから】/h3>

その後、高瀬くんは遠くに引っ越したと友達から聞いた。

もうばったり会うこともなくなった。

しかし、もう恋愛感情はないはずの高瀬くんは、結婚してからも何年経っても夢の中に出てきてます。

私ももう少し強かったら、冷やかしなんか跳ねのけて、付き合っていたのかも。

彼も悩んでいたと思うけど、開き直ってくれる位の勇気あってもよかったかもね。

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